2022-09-30から1日間の記事一覧

▼『悲恋の詩人 ダウスン』南條竹則

十九世紀末の英国,貧苦と悲恋と不治の病と酒に彩られた人生をおくり,まさに"不幸なる詩人"の典型だったアーネスト・ダウスン.破滅に向かうその生涯は,倦怠と絶望を歌った彼の詩と見事な諧調を奏でている.ある研究家は言う,「ダウスンは究極の詩人だっ…