兼好は鎌倉時代後期に京都・吉田神社の神職である卜部家に生まれた.六位蔵人・左兵衛佐となり朝廷に仕えた後,出家して「徒然草」を著す.この,現在広く知られる彼の出自や経歴は,兼好没後に捏造されたものである.著者は同時代史料をつぶさに調べ,鎌倉…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。